予選2番手フロントローに並んだビニャーレス選手は、スタート後の第1コーナーで10番手へ後退。1ラップ目が終わるころから少しずつ順位を挽回し、3ラップ目で8番手に上がったあとは、そのまましばらくポジションをキープしました。 6ラップ目にはJ・ザルコ選手とM・マルケス選手(ホンダ)が接触するアクシデント。幸い、これに巻き込まれなかったビニャーレス選手は、その間にも順調にアタックを続けていました。そしてするするとすり抜けて、8ラップ目にはついにトップに浮上。そこからは身体を伏せて前日と同様の強さを再現し、1分29秒台で周回を重ねながら後続を引き離していきました。 レース終盤には4秒ものリードを築き、最後の5ラップは少しリラックスする余裕も。そしてひとつのミスもなくゴールまで走り切り、1.543秒のアドバンテージをキープして優勝を果たしました。
■大会名称:MotoGP第17戦オーストラリアGP
■開催日:2018年10月28日(日)決勝結果
■開催地:フィリップアイランド/オーストラリア(4.445km)
■周回数:27周(120.096 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:13度 ■路面温度:32度
■PP:M・マルケス(1分29秒199/ホンダ)
■FL:M・ビニャーレス(1分29秒632/ヤマハ)
詳細は画像から
181028gp_rd17_003